発したいメッセージ

〈“自殺”というのは周りの人達に「死なないために自分に何かができたのではないか?」という悔いを残させるものだ〉ということを聞いたことがあるが、最近も芸能界から2件ほど“自殺”の訃報が聞こえてきた。そういうのは“思いがけない人が思いがけなく”といった感じが強くて少なからず驚かされる。

「人間いろいろあるけど、何も（自殺までして）死ぬこたぁねぇんじゃないの」というメッセージを自分のブログやらツイッターやらの全体から何となく感じとってもらえるようなものにしたいなぁ、とか、ぼくなどは思っていたりするのだけど。

主に肉体的条件やらサポーターに恵まれなかったことにより、自分が「こうありたいなぁ」とか「これがやりたいなぁ」というものとは違う“与えられた条件の中でやれることを何とかやり続けること”で時間を費やしているぼくとしては、自分の人生は全く不本意、不完全燃焼、不満足なもの（それでも「常に新しいものに興味を持ち続け、たとえ1ミリずつでも自分の外側へと広がって行きたいという“冒険心”は抱き続けてきたつもりではいるが）であり、日々の生活は“嫌なことはたくさんあるけどいいことは特にあまりない”感じなんだけども、そして“人生を生きる積極性”にも欠けるところがあるのだけれど、それでも、〈誰かが自殺した〉というニュースを耳にすると“脱力感”を感じたりするもので、「まぁ、こんなぼくでもとりあえずは生きているわけだしさぁ」と励ましともつかないような言葉をかけてあげたいような思いに駆られたりするわけなのでありますね。

本当に可笑しい話ってさ…

本当に可笑しい、笑える話、会話とかって
笑わせよう、笑わせようと半ば無理やり的に捻り出される話、会話よりも
真面目に話していることの中にあったりするようなことがあるように思う。

本人達はいたって普通に真面目に話しているのに
その話の結論が落とし噺的であったり
本人が真面目に考えていることの延長線上がギャグになっていたりなど
“本当におもしろい人”というのはその“普通さ”“真面目さ”が自然にギャグにつながっているひとなんじゃないかと思ったりするのである。

現代人の最高の贅沢

「今年の夏の暑さに思う」
http://immortality.blog.so-net.ne.jp/2010-10-14
の続きみたいな話になるんだけどね、
ぼくには“現代人が日常生活の中で味わえる最高の贅沢”について思うことがあってね、
それは「真冬に暖房の利いた部屋（自宅とか）でアイスクリームを食べる」ってやつね。
また逆に「真夏にクーラーの利いた部屋で鍋料理を食べる」とか「冷たいビールを飲む」とか、そういうやつね。
ぼくはそういうの、あまりやったことないんだけどね。
よく考えると「何も真冬にアイスクリーム食うこたぁねぇじゃねぇか?」って感じなんだけどさ。
ま、食っちゃぁいけねぇってこともないから、べつにいいんだけどね。
ただ、「文明人として今自分は最高の贅沢をしてるんだなぁ」という自覚くらいは感じながら飲み食いしてほしいなぁ、とかね思うわけよ。

自分の頭で考えて

例え人生失敗続きであったとしても、「（冒険心も含めて）自分の頭で考えて」あれこれためしてみるところに、人生の面白みがあるのだとぼくは思っている。
人から言われたことを鵜呑みにして行ったことで例えそれがうまく行ったとしても、そういう人生には面白みがないように思えるのである。

雨にも負けても風にも負けても

自分の不注意で
穴ぼこに落っこちた人のことを
せせら笑ったり
ぶっ叩いたり
するような人には
なりたくないなぁ

優等生な顔をして
気がついたら
結果的に権力の片棒を担いでしまっていた
なんて人には
ならないようにしたいなぁ

寛容さを無くしたらいかんよう

　人間というものは概して、そんなに強いものでもないし、綺麗なものでもないし、素晴らしいものでもないと思う。
　それなのり、「自分はしっかりしている」「じぶんはちゃんとしている」「自分は正しいことを言う人間だ」として、「間違ったことを言ったり、やったりする人間のことはビシビシ断罪してやる」と自分の脳を硬直化させた人間がどんどん増えて行ったら、その国は住みにくい国になってしまうんじゃないかと危惧するのであるが。

自分で考えたことば

「言葉が力を失うとき　暴力が生まれる」

↑
人同士の関係、社会のありよう、戦争やテロのことなどに通じる言葉のような気がするのだが。

赤ちゃんポスト

　最近よくテレビやラジオで「赤ちゃんポスト」という言葉を耳にするのだが、「赤ちゃんポスト」と聞いてぼくなどは「赤ちゃんデパート」という言葉を連想してしまうのである。TV・CM（うちの地元だけかな?）で聞いた言葉なのだが、要は「ベビー用品を売ってる店」という意味。でも、デパートに赤ちゃんが陳列されているSF的風景をイメージしてしまう。ちょっと怖い。
　それはさておき、こういった取り組みについてはマスコミがあまりセンセーショナルに取り上げないほうがいいのではないかと思うのであるがいかがだろうか。
　その日その日の話題づくりのために日々「何か新ネタはないか」という風な取り上げ方、取材の仕方は良くないような気がする（後で纏めて月刊誌や本で発表するといったじっくりとした静かな取材ならば良いと思うが）。
　この取り組みというのは、あまり善悪の是非を問うような事柄ではないという気がするのである。「キリスト教精神」でもって誰も手を差し伸べてくれないような困っている人（親、或いは神様が授けて下さった子供）に救いの手を差し伸べようというものじゃないかと思うのである。
　ぼくはこのようなキリスト教的積極的な福祉の精神は結構好きなほうである（もちろん昔から世界的に布教活動とセットになっているものだとは思うのだが）。
何か日本の宗教（仏教とかだろうか）というと今まであまり福祉的なことにはタッチしたがらなかったんじゃないかというイメージがぼくにはある。「自分で悟りを開け」「来世に期待せよ」というメッセージを発してきたような、「因果応報、自業自得なんだからしょうがない」「諸行無常なんだから頬っとけば」といった困っている人に手を出すことに消極的な姿勢があったんじゃないかというイメージ。
　「どうせなら生きてるうちに救われたいよな」とかぼくなどは思うほうであるから、「こうのとりのゆりかご」なども「それによって救われる人が少しでもいるならば、無いよりは在ったほうが良いのでは」と思うほうなのである。
　そういった意味においてはぼくは現実主義者なんだと思う。
　政治家として或いは庶民として「赤ちゃんポストは日本人の責任感の無さを助長するからよろしくない」という議論はやりたければやればいいと思うのだが、当事者に「死ね」とか「殺せ」とかは言いにくいと思うのだが。

以上、最近「矢鱈うるさいなぁ「「ほっとけば」「テレビが騒げば、当事者の身辺を細かく探るマスコミの人が出るかもしれないし、『そんな取り組みはけしからん』とわざわざ電話番号とか調べて病院に意見電話や無言・嫌がらせ電話をする人も出てくるだろうし、『だったらポストに預けてみようかな』と乗っかる人も出てくるだろうし（テレビの影響力というと昔「上祐ギャル」というのが出てきたのが印象にあり、ヘンな乗っかり方をする人のこととか気になったりするので）」と思ったのでこんなことを書いてみた。

『お袋さん』

　ある歌をめぐって歌手の方と作詞家の先生がもめておられるというニュースをここのところよく耳にします。
　「これは自分の歌だ」とか、「礼儀知らず」とかいう話は当事者同士で静かにやってもらえないものでしょうか?
　作品というものは世の中に発表された時点から産み落とした方の思いを超えて一人歩きしはじめるものですし、何よりもこういう揉め事で一番不幸な思いをするのはこの歌を生演奏で聴けなくなってしまうこの歌を愛してきたお客さんたちなのでしょうから。

　「余計なお世話」かな?

エラそうにしなくても

　人間誰しも「自分の知ってることは知ってるが、自分の知らないことは知らない」のだから、誰もそんなにエラそうにしなくてもいいのだと思う。

【何でこんなこと書こうと思ったのか分からないが、今朝ブログ更新しているうちにふとそんなことを書きたくなったので書いてみた】

「ほとばしる」もの

　「ほとばしる水の冷たさに…♪」で始まる子供の頃観たTVドラマの主題歌のフレーズを思い出した。『俺たちの朝』という青春ドラマだった。内容はそんなに覚えていないけれど、「ほとばしる」ような大きな表現が何かできたらなと、ふと思った。